胡蝶蘭と選挙の当選祝い
衆議院選挙や参議院選挙、地方選挙などの当選者のテレビ中継を見ていると、綺麗な胡蝶蘭の花が映っていることがありますね。
胡蝶蘭は、開業・開店祝いだけでなく、選挙の当選祝いでも選ばれることが多いお花です。
このページでは、当選祝いに胡蝶蘭が喜ばれるとされている理由や、注意しなければいけないマナーについて詳しく解説していきます。
また、当選祝い用の胡蝶蘭を選ぶ時の相場や選び方についてもご紹介しますので、何かしらのお悪に立てれば幸いです。
〇目次を開くと知りたい項目へジャンプ出来ます。
胡蝶蘭が選挙の当選祝いでなぜ人気なのか2つの理由
まず、当選祝いとは、個人から候補者の政治活動に関する寄付とみなされます。これは公職選挙法や政治資金規正法などに定められています。金額は年間150万円以内と定められており、金銭や有価証券など贈れません。
ただし花は品目に該当しないため、そのため当選祝いに胡蝶蘭が多く用いられるのです。
それでは、胡蝶蘭がなぜ、選挙の当選祝いに選ばれるのか、その理由について解説します。
理由@、花言葉など、縁起の良さ
胡蝶蘭は「幸せが飛んでくる」という花言葉が有名で、縁起が良いお花とされています。また、胡蝶蘭の上品な佇まいは「清廉潔白さ」を連想させ、当選祝いにピッタリだと言えるでしょう。
さらに、胡蝶蘭はとても日持ちが良く、数ヶ月に渡る長期間花を咲かせ続けます。これは「息の長さ」を連想させ、鉢植えは「根付く=その土地に根付いて仕事をする」という意味あいを含みます。
まさに、政治活動をする議員にとっては何重にも縁起が良いお花というわけです。
※胡蝶蘭の花言葉についてもうもっと調べたい場合は、
「胡蝶蘭 花言葉 色別」のページに詳しくまとめていますので、そちらをご覧ください。
胡蝶蘭が選挙の当選祝いでなぜ人気なのかの理由A、貰った後のお手入れが簡単
胡蝶蘭は花粉が少なく、花が長期間もつのが特長です。またお手入れも簡単なことから、事務所に飾る場合でも負担が少なくてすみます。
※お手入れ方法については「胡蝶蘭はどのくらい日持ちする?@適切なお手入れ方法」のページで詳しく解説しています。
※また、胡蝶蘭は花が散っあとも、もう一度花を咲かせることができるので、
こちらの「花の終わった胡蝶蘭を二度咲きさせる方法@簡単な手順のまとめ」も合わせてご覧ください。
胡蝶蘭を選挙の当選祝いで贈る際注意する4つのマナー
マナー1、立札は個人名で
当選祝いでは、胡蝶蘭と一緒に名前を書いた立札をつけるのが一般的です。当選祝いにはたくさんの胡蝶蘭が届くので、誰が贈ったか分かるようにしましょう。
注意点として、政治家個人には法人から寄付はできませんので、社名は書かないようにします。必ず個人名で贈るようにしましょう。
立札には「紙札」と「木札」がありますが、当選祝いには格式高い印象を持つ木目調の立札が一般的です。
表には赤字で「祝当選」「当選祝い」などを書き、黒字で贈り主の氏名と、候補氏名を書きます。
マナー2、ラッピングの色に注意する
お祝いの贈り物としてラッピングをしてもらう時には、色に気をつけましょう。政治家はクリーンなイメージが大切です。そのため黄色や金色など、金銭をイメージさせる色は向いていません。
温かみのある赤系や、誠実さを連想させる青系のラッピングがおすすめです。
マナー3、贈るタイミングに注意する
胡蝶蘭は当選が決まったあとよりも、投開票が行われる日に向けて準備されるのがおすすめです。選挙直後は胡蝶蘭が品薄になることも多く、目当てのものがすぐに手に入るとは限らないからです。
また開票結果と同時に渡すことで「当選は確実だと思っていた」と相手側にアピールできます。遅くても、当選1週間以内には渡しましょう。
マナー4、贈り先に注意する
選挙事務所は選挙が終わるとすぐに撤去されてしまいます。そのため本拠地の事務所に贈るのが無難です。悩んだ場合は、一度事務所の方に確認しましょう。
選挙の当選祝いで贈る胡蝶蘭の相場
選挙の当選祝いとして贈る場合の相場は2〜5万円ほどです。花の大きさは一番大きい、「大輪」、色は白か紅白、本数は3本か5本立てが定番です。
他の支援者からも贈られることが多いため、ボリュームがあり華やかなものが好まれます。花の大きさや本数によってイメージがかなり異なりますので気をつけましょう。
選挙の当選祝いにピッタリな胡蝶蘭を選ぶ
選挙の当選祝いに胡蝶蘭がおすすめな理由、値段の相場や贈る際に注意するマナーについてはお伝えしてきた通りです。
ここまで読み進めてきた方のなかには、実際に胡蝶蘭を贈る機会がある人もいらっしゃるでしょう。
通常であれば、胡蝶蘭は近くの花屋さんで注文するところなのかもしれませんが、実は実店舗で販売されている胡蝶蘭よりも、ほぼ確実に高品質で低価格な胡蝶蘭を買うことが出来ます。
一般的に、花屋さんに並ぶ胡蝶蘭は、「生産農家⇒仲買⇒卸売り市場⇒花屋」といった流通経路を辿るのが普通で、手数料や運送費が上乗せされます。
また、この流通経路を辿るにあたっては、痛みの可能性や、新鮮さを失う要因ともなり得ます。仕方のないことですが。
しかし、昨今のスマホなど携帯端末の普及や通信技術の発達により、ネット経由の物流が年々急速に市場規模を拡大させてきています。
胡蝶蘭の通販もご多聞に漏れず、数多くのネットショップが胡蝶蘭を取り扱うようになりました。
少し回りくどくなりましたが、この胡蝶蘭をネット販売するショップのなかに、複数の有力な生産農家と、直接契約するお店が増えてきたんです。
どういうことかというと、直接契約しているお店は「生産農家⇒仲買⇒卸売り市場⇒花屋」といった流通経路を辿らないため、余計なコストを省くことが出来るので、同じ胡蝶蘭であっても安く提供することが出来ます。
また、注文を受けたら、生産農家から直接発送したり、直接買い付けて発送することになるので、花屋さんよりも確実に新鮮なものが届けられるわけです。
さらに、胡蝶蘭を栽培している複数の農園全体が販売の対象になるとしたら、実店舗とは比較にならないほど様々なニーズに合わせた胡蝶蘭の組合せラインナップがあることになります。
要するに、生産農家と直接契約しているネットショップは、格安で新鮮な胡蝶蘭を、膨大な品揃えの中から選ぶことが出来るってことです。
ただ、ショップによってはあまりよろしくない品質もものを販売していたり、直接契約ではなく在庫管理がずさんで萎れた胡蝶蘭を送ってくるなどのトラブルもあるようなので、信頼出来そうなお店だけをまとめたランキングを設けました。
こちらです
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口コミでの評判も良く、有名な複数の生産者と直接契約している胡蝶蘭の通販ばかりです。
実際に贈る発送前の写真を送ってくれたり、立札・メッセージカード・ラッピングなどに関しても、贈るシーンに合わせて無料で選ぶことが出来ます。